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そのまま使えるテンプレートとビジネスマナー

請求書の送付状(添え状)の書き方テンプレートとビジネスマナー

「請求書を郵送するとき、送付状って必要なの?」「PDF送付のときはどうすればいい?」——請求書を初めて送るフリーランスや個人事業主の方から、こんな疑問をよく耳にします。

結論からいうと、紙の請求書を郵送する場合は送付状を付けるのがビジネスマナー、メール送付の場合はメール本文が送付状の役割を果たします。ただし何を書くか、どこで省略できるかは状況によって変わります。この記事では、コピペで今すぐ使えるテンプレート4種類・メール添え文3パターンとともに、送付状の書き方・マナーを徹底解説します。

📌 この記事でわかること 送付状(添え状)の定義と必要性の判断基準/必ず含める記載項目チェックリスト/コピペ可能テンプレート4種(標準・初回・法人向け・フリーランス向け)/メール送付時の添え文3パターン/フリーランス別ケーススタディ(4職種)/よくあるミス7選とNG例/電子帳簿保存法との関係/FAQ 15問

30秒でわかる結論:送付状は「紙なら必要・メールなら本文で代替」

【このセクションでわかること】「送付状は必要か」という最も多い疑問に30秒で答えます。
ポイントまとめ
  • 送付状に法的義務はない。ただし紙郵送ではビジネスマナーとして必須
  • メール送付ではメール本文が送付状の代わりになる。PDF添付の送付状は不要
  • 添え状=送付状=送り状。すべて同じ意味
  • 含めるべき内容は「宛先・挨拶・送付物・金額・支払期日・連絡先」の6点
  • 初回取引・大企業相手・高額案件では送付状があると信頼度が上がる
送付方法 送付状の必要性 推奨する形式 省略できるケース
📮 紙の請求書を郵送 マナー上 必要 A4・印刷した送付状を同封 長期継続取引で事前に合意がある場合のみ
📧 メール+PDF添付 メール本文で代替 メール本文に送付状内容を記載 既存クライアントへの定期送付
☁️ クラウドサービス経由 省略可 システム上の通知文で代替 クラウド会計ソフトが自動通知する場合
📠 FAX送信 FAX送付状が必要 FAX送付状(1枚目)を付ける ほぼ省略不可

請求書の送付状(添え状)とは何か

【このセクションでわかること】送付状の定義・ビジネス上の役割・なぜ必要とされるのかを理解できます。

結論からいうと、送付状(添え状)とは「どんな書類を・いつ・誰から送るか」を一目でわかるようにした添付の挨拶状です。請求書という重要書類を送る際に「ただの封筒に書類が入っているだけ」という状態を避け、ビジネスとしての誠実さを示す意味があります。

送付状の3つの役割

役割 具体的な内容
① 書類の確認 「何が・何枚 同封されているか」を明示することで、受け取り側が中身をすぐ確認できる
② ビジネスマナーの表明 取引先への礼儀を示し、プロフェッショナルとしての信頼感を醸成する
③ 支払い情報の補助 請求書番号・金額・支払期日を送付状でも確認できるようにすることで、担当者の処理をサポートする
✅ 「添え状」「送付状」「送り状」の違い これらは同じものを指す言葉です。「送付状」は公式な呼び名、「添え状」はやや柔らかい表現、「送り状」は同義で使われることが多いです。取引先からどの言葉を使われていても、書く内容は同じと考えてください。

送付状は本当に必要か?状況別の判断基準

【このセクションでわかること】「付けるべきか・省略できるか」を状況別に判断するための明確な基準を理解できます。

結論からいうと、法的義務はゼロですが、特に初回取引・大企業向け・紙郵送の場合は省略しない方が賢明です。

状況 送付状の要否 理由・補足
紙の請求書を初めての取引先に郵送 必ず付ける 第一印象がビジネスの信頼関係を左右する
紙の請求書を継続取引先に郵送 付けることを推奨 省略が慣習化している場合は事前に確認を
メールでPDFを初めての取引先に送付 メール本文に記載 PDF送付状は不要。メール本文を丁寧に書く
メールでPDFを継続取引先に送付 シンプルなメールでOK 「請求書を添付しました」の一言でも可
クラウド会計ソフトから自動送付 省略可 システムの通知文が送付状の役割を果たす
FAXで送付 FAX送付状が必須 FAX送付状なしは受け取り側が困惑する
⚠️ 「送付状なし」でリスクが生じるケース 大企業・官公庁・金融機関が取引先の場合、送付状がないと経理部門で書類管理がしにくくなることがあります。また、初回取引で送付状なしは「経験の浅さ」を印象づける可能性があるため、フリーランスこそ丁寧な送付状が差別化のポイントになります。

送付状に必ず記載すべき7項目チェックリスト

【このセクションでわかること】送付状に何を書けばよいかを項目ごとに確認でき、作成時のチェックリストとして使えます。

結論からいうと、送付状は7つの要素を揃えれば完成します。難しい文章は不要で、定型の形式に沿って書けば問題ありません。

  • 1
    発行日(送付日) 郵送した日=投函日を記載。「令和〇年〇月〇日」または「2026年〇月〇日」。請求書と日付を揃えることが多い。 ❌NG例:日付なし、西暦と和暦の混在
  • 2
    宛先(会社名・担当者名) 「株式会社〇〇 御中」「〇〇部 〇〇 様」など正確に。御中と様は併用しない。 ❌NG例:「御中 様」の併用、担当者名の誤字
  • 3
    差出人(自分の情報) 氏名(屋号)・住所・電話番号・メールアドレス。インボイス登録済みの場合は登録番号も任意で記載できる。 ✅推奨:連絡先を明記して問い合わせしやすくする
  • 4
    件名(タイトル) 「請求書送付のご案内」「〇〇業務に係る請求書のご送付」など、一目で内容がわかるもの。 ✅ポイント:「〇〇件」と業務名を入れると担当者が管理しやすい
  • 5
    挨拶文(頭語・時候の挨拶) 「拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」が定型。継続取引なら「いつもお世話になっております」でも可。 ✅省略可:メール送付の場合はこれに相当する文は不要
  • 6
    同封書類リスト(記書き) 「記」の見出しのもと「請求書(INV-2026-XXXX)1通 ¥〇〇〇,〇〇〇」と具体的に記載する。 ✅ポイント:枚数・金額・支払期日をここに明記すると担当者に親切
  • 7
    連絡先・問い合わせ先 不明点があったときにすぐ連絡できるよう、電話番号またはメールアドレスを記載。 ✅推奨:振込先も再掲しておくとなおよし

そのまま使える送付状テンプレート4種

【このセクションでわかること】状況に応じて選べる4種類の送付状テンプレートをコピーペーストで即使用できます。

結論からいうと、テンプレートは「状況に応じて選ぶ」のが正解です。初回取引・継続取引・法人向け・個人向けで使い分けてください。

継続取引先への標準的な送付状です。最もシンプルで使いやすい形式です。

テンプレート1:標準版送付状
令和〇年〇月〇日
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇 〇〇 様
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇
〇〇 〇〇(氏名)
TEL:090-XXXX-XXXX
Email:xxxx@example.com

請求書送付のご案内

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたびは下記のとおりご請求書をご送付申し上げます。
ご確認のうえ、お支払いのほどよろしくお願い申し上げます。

敬具


同封書類
書類名 請求書(INV-2026-XXXX) 1通
請求金額 金 〇〇〇,〇〇〇円(消費税込)
お支払期日 令和〇年〇月〇日
振込先 〇〇銀行 〇〇支店 普通 XXXXXXX(〇〇 〇〇)
以上

初めての取引先に送る場合は、より丁寧な文面が好印象です。自己紹介を軽く添えましょう。

テンプレート2:初回取引先向け
令和〇年〇月〇日
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇 〇〇 様
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇
〇〇 〇〇(屋号:〇〇デザイン等)
TEL:090-XXXX-XXXX
Email:xxxx@example.com
インボイス登録番号:T〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

請求書のご送付について

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

先般は〇〇業務のご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
このたびは、ご依頼いただきました業務(〇〇の件)の完了に際し、下記のとおりご請求書をお送り申し上げます。

初めてのお取引となりましたが、お力になれましたことを嬉しく思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ご不明な点がございましたら、お気軽に上記連絡先までご連絡ください。

敬具


同封書類
書類名 請求書(INV-2026-XXXX) 1通
業務内容 〇〇業務(〇月分)
請求金額 金 〇〇〇,〇〇〇円(消費税込)
お支払期日 令和〇年〇月〇日
振込先 〇〇銀行 〇〇支店 普通 XXXXXXX(〇〇 〇〇)
以上

大企業・官公庁などへの送付には、より格式ばった文体が求められます。

テンプレート3:大企業・法人向け(格式版)
令和〇年〇月〇日
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇〇番地
株式会社〇〇
〇〇事業部 〇〇課長 〇〇 〇〇 様
〒XXX-XXXX
〇〇県〇〇市〇〇町〇〇
〇〇 〇〇
登録番号:T〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
TEL:090-XXXX-XXXX

令和〇年〇月分 請求書送付のご案内

拝啓 貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、〇〇委託業務契約(契約番号:〇〇〇〇)に基づく令和〇年〇月分の業務完了につきまして、下記のとおりご請求書をお送り申し上げます。

ご査収のうえ、何卒よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。

敬具


送付書類
書類名 適格請求書(インボイス)(No.INV-2026-XXXX) 1通
対象業務 〇〇業務委託(令和〇年〇月分)
ご請求金額 金 〇,〇〇〇,〇〇〇円(税込)
お支払期限 令和〇年〇月〇日(〇)
振込先 〇〇銀行 〇〇支店 普通 XXXXXXX(〇〇 〇〇)
以上

フリーランス個人が中小企業クライアントに送る場合の、丁寧かつシンプルなバージョンです。

テンプレート4:フリーランス向け(シンプル版)
2026年〇月〇日
〇〇株式会社
〇〇担当 〇〇 様
フリーランス 〇〇 〇〇
Email:xxxx@example.com
TEL:090-XXXX-XXXX

請求書ご送付のご案内

いつもお世話になっております。〇〇(氏名)です。

このたびの〇〇業務(〇月分)につきまして、下記のとおり請求書をお送りいたします。
ご確認いただけますようお願いいたします。

ご不明な点はいつでもご連絡ください。


同封書類
書類 請求書 1通(INV-2026-XXXX)
金額 ¥〇〇〇,〇〇〇(税込)
支払期日 2026年〇月〇日まで
以上
✅ テンプレートの使い方ポイント 「〇〇」はすべて自分の情報に置き換えてください。「INV-2026-XXXX」は実際の請求書番号を入れます。印刷後に押印する場合は、氏名・屋号の末尾に丸印または認印を押します。電子送付の場合は印鑑不要です。

メールで請求書を送る場合の添え文テンプレート3種

【このセクションでわかること】PDF請求書をメール添付で送る場合のメール本文テンプレートを3パターン確認できます。

結論からいうと、メール送付では「メール本文=送付状」と考えてOKです。PDF形式の送付状を別途添付する必要はありません。メール本文に必要事項を含めるだけで十分です。

パターン1:ビジネスメール(丁寧版)

パターン2:シンプル版(継続取引先向け)

パターン3:初回取引先向け(自己紹介あり)

📌 メール件名のベストプラクティス 件名には「【請求書送付】〇〇業務(〇月分)INV-XXXX」のように①カッコで重要度を示す②業務名で内容を明確に③請求書番号で後から検索できるようにすることをおすすめします。「件名なし」や「〇〇より」だけの件名は迷惑メールに誤分類されることもあるため避けましょう。

フリーランス別:送付状の実務アドバイス

【このセクションでわかること】Webデザイナー・ライター・コンサルタント・エンジニア別に、実務に合わせた送付状の使い方を確認できます。

結論からいうと、職種によって取引先の規模・文化が異なるため、送付方法と文体を使い分けることが大切です。

🎨 WEBデザイナー
納品物=デジタルデータのため、ほぼメール送付
成果物をメールで送付するのと同じタイミングで、請求書も添付するパターンが多い。メール本文に「納品物と請求書を同封しています」と明記し、件名にも「【納品・請求】〇〇デザイン制作」と書くと経理担当と制作担当が混乱しない。
💡 納品メールと請求書メールは別々に送ると管理がしやすいケースも多い
✍️ ライター・コンテンツ制作
月次一括請求が多く、シンプルな定型文でOK
記事数・文字数・本数をメール本文に明記しておくと経理担当が確認しやすい。媒体ごとに請求書番号を変えておくと後々のトラブルを防げる。継続取引では「シンプル版」メールテンプレートで十分。
💡「○月分 記事制作請求書(〇本分)」と件名に記事本数を入れると親切
💼 コンサルタント
高額・長期案件が多く、送付状の格式が信頼感につながる
月次顧問料・プロジェクト完了報酬など高額になりやすいコンサル案件は、テンプレート3(法人向け格式版)を使うのがおすすめ。業務委託契約書番号を送付状・請求書両方に記載することで、担当部門の管理を助けられる。
💡 大企業相手は稟議担当まで届くことを想定して、丁寧な書面が好印象
💻 エンジニア・開発者
マイルストーン払いの場合は送付状で進捗も伝える
開発プロジェクトでは「フェーズ1完了に伴う中間請求」など、何の進捗に対する請求かを送付状に明記することが重要。検収書・完了確認書の番号も送付状に記載しておくと、支払い承認がスムーズになる。
💡「検収書番号:〇〇に基づく請求」と記載すると担当者が処理しやすい

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送付状の内容と一致した正確な請求書を、無料で簡単に作成できます。適格請求書(インボイス)にも対応済みです。

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送付状でよくあるミス7選と防止策

【このセクションでわかること】送付状作成・送付時に起こりやすい7つのミスとその対策を確認できます。

結論からいうと、送付状のミスは「取引先への印象悪化」だけでなく「支払い遅延の原因」にもなります。送付前に必ずこのリストでチェックしてください。

ミスの種類 具体的な問題 防止策
❌ 請求書番号の記載なし 取引先の経理が請求書と送付状を照合できない。支払い処理が遅れる 「記」欄に必ず請求書番号を記載する
❌ 支払期日の未記載または誤記 担当者が支払期日を請求書で確認する手間が増え、見落としリスクが高まる 送付状と請求書の支払期日が一致しているか必ず確認
❌ 宛先(会社名・氏名)の誤字 「御中と様の併用」「会社名の略字ミス」は信頼を損なう 名刺・メール署名から正確にコピーして確認
❌ 金額の不一致 送付状の金額と請求書の金額が違うと混乱を招く 送付状作成後に請求書と突合するチェックを必ず実施
❌ 過度にカジュアルな文体 「よろしくです!」「先日ありがとうございました ^^」は職種によっては失礼に映る テンプレートを使い、絵文字・カジュアル語を避ける
❌ 日付の誤り(前年・前月など) 月次請求で前月の日付のまま送ってしまうコピーミスが多い テンプレートを流用する際は日付を最初に必ず更新する
❌ 請求書を同封せずに送付状だけ送る 実際にあるうっかりミス。請求書本体を忘れると入金が大幅に遅れる 封入前チェックリスト「①送付状 ②請求書」を作る
⚠️ 「御中」「様」の誤用は特に注意 「株式会社〇〇 御中 田中様」のような御中と様の併用は誤りです。会社・部署宛なら「御中」のみ、個人名宛なら「様」のみを使います。「株式会社〇〇 経理部 御中」が正しい会社宛の表記です。詳しくは請求書の宛名の書き方もご参照ください。

PDF請求書と送付状の関係・ファイル名のベストプラクティス

【このセクションでわかること】PDF形式での請求書送付における送付状の扱いと、ファイル管理のコツを理解できます。

結論からいうと、PDF請求書をメールで送る場合は「メール本文=送付状」が現代のスタンダードです。PDFの送付状を別途用意する必要はありません。

  • 1
    PDF単体送付で十分なケース
    メール本文に必要事項(宛名・送付内容・金額・期日・連絡先)を記載している場合。既存クライアントへの定期送付で慣習が確立している場合。クラウド会計ソフト(freee・マネーフォワード等)経由の自動送付。
  • 2
    PDF送付状を添付した方がよいケース
    取引先から「送付状もPDFでお願いします」と指定されている場合。請求書と送付状を一括で郵送・FAXするため印刷が必要な場合。官公庁や大企業で書類ファイリングの規定がある場合。
  • 3
    ファイル名のベストプラクティス
    取引先が管理しやすいファイル名をつけましょう。
    20260608_請求書_INV2026-001_佐藤太郎.pdf 202606_送付状_佐藤太郎.pdf 「日付_書類種別_番号_氏名」の順が管理しやすいです。スペースや記号は使わずハイフン・アンダースコアを使いましょう。

電子帳簿保存法と送付状の保存義務

【このセクションでわかること】電子帳簿保存法が送付状・メール本文の保存にどう影響するかを理解できます。

結論からいうと、電子帳簿保存法が定める主な保存義務対象は「請求書・領収書などの取引書類」であり、送付状そのものへの厳格な義務はありません。ただし、メール本文は「取引情報が含まれる電子データ」として保存対象になる可能性があります。

書類の種類 電子帳簿保存法上の位置づけ 推奨する対応
請求書(PDF)本体 主な保存義務対象。電子取引データとして5〜7年保存が必要 発行日・取引先・金額が検索できる形で保管
送付状(PDF) 直接の義務対象ではないが、取引記録として保管推奨 請求書フォルダと同じ場所にセットで保管
メール本文(送付状代わり) 取引情報を含む電子データとして保存義務が生じる可能性あり メールソフトのフォルダ整理またはPDF化して保管
紙の送付状(受信側) 紙で受け取った場合は紙のまま保管、またはスキャン保管 スキャン保管(スキャナ保存要件を確認)
📌 実務的な保管のコツ 「請求書番号」をフォルダ名やファイル名に入れておくと、後から検索・確認がしやすくなります。例:フォルダ「2026年/06月/INV-2026-001_株式会社〇〇」の中に「請求書.pdf」「送付状.pdf」「送付メール.pdf」をまとめて保管するのが実務的です。

送付状を5分で作る方法

【このセクションでわかること】送付状を素早く作成するための実践的なワークフローを確認できます。

結論からいうと、送付状作成は「テンプレートを選ぶ→4か所だけ書き換える→チェックする」の3ステップで5分以内に完成します。

  • 1
    STEP 1:上のテンプレートを選んでコピー(30秒)
    標準版・初回版・法人版・フリーランス版の4種から状況に合ったものを選び、テキストをコピーしてWordまたはGoogleドキュメントに貼り付けます。
  • 2
    STEP 2:4か所を書き換える(2分)
    ①日付 ②宛先(会社名・担当者名) ③差出人(自分の情報) ④請求情報(書類名・金額・期日)の4か所だけ書き換えます。「〇〇」で検索するとすべての変更箇所が見つかります。
  • 3
    STEP 3:チェックして完成(2分)
    ①送付状の金額と請求書の金額が一致しているか ②宛先の誤字脱字はないか ③支払期日は正しいか ④自分の連絡先は正確か の4点を確認したら完成です。請求書もJPインボイスの無料ツールで作ると、情報をコピーするだけで送付状も素早く作れます。

よくある質問(FAQ)

Q
請求書の送付状は絶対に必要ですか?
法的な義務はありません。ただし、紙の請求書を郵送する場合は送付状を付けるのがビジネスマナーです。メール送付の場合はメール本文が送付状の役割を果たすため、別途PDFの送付状を添付する必要はありません。
Q
PDF請求書だけで送っても問題ありませんか?
メール送付の場合は、メール本文に送付状と同等の内容(宛先・内容・金額・支払期日・連絡先)を記載すれば、PDF単体の添付でも問題ありません。継続取引の既存クライアントでは省略されることも多いです。
Q
添え状と送付状は同じですか?
はい、ほぼ同義です。「送付状」は書類を送る際に同封する挨拶文書の総称で、「添え状」はそれをよりカジュアルに表現した言葉です。請求書の場合はどちらの呼び方でも通じます。会社によっては「送り状」と呼ぶこともあります。
Q
メール本文だけで送付状の代わりになりますか?
はい、なります。メールで請求書を送付する場合、メール本文に①宛名②挨拶③送付内容(請求書番号・金額)④支払期日⑤連絡先を記載すれば、別途送付状PDFを添付する必要はありません。むしろシンプルなメール本文の方が読まれやすい場合も多いです。
Q
フリーランスでも送付状を付けるべきですか?
紙の請求書を郵送する場合は付けることを推奨します。メール送付の場合はメール本文で代替可能です。初めての取引先や大企業相手の場合は送付状があると印象がよくなります。継続取引の小規模クライアントであれば省略しても問題ないことが多いです。
Q
送付状のサイズ・用紙は何を使えばよいですか?
請求書と同じA4用紙を使うのが一般的です。封筒のサイズに合わせて三つ折りまたは四つ折りにします。PDFで作成する場合はA4縦向きが標準です。特別な用紙は不要で、白い普通紙で問題ありません。
Q
送付状に印鑑は必要ですか?
送付状への印鑑は必須ではありません。ただし、会社名や氏名の末尾に印鑑を押すと、より正式な印象を与えることができます。請求書本体に印鑑がある場合は送付状への押印は省略できます。
Q
送付状に「請求書在中」は書きますか?
「請求書在中」は封筒の外側に記載するものです。送付状には書きません。送付状では「下記のとおり請求書を同封いたします」などの文言を使います。封筒には「請求書在中」または「重要書類在中」とスタンプまたは手書きで記載してください。
Q
送付状の日付はいつの日付を書きますか?
送付状の日付は「郵送した日付(投函日)」を記載します。請求書の日付と揃えることが多いですが、厳密には送付した日が正しいです。月末に請求書を作成し翌月初に投函する場合は、投函日を記載するのがマナーです。
Q
送付状の「拝啓」と「敬具」は必ず入れますか?
紙の送付状では「拝啓〜敬具」の頭語・結語を入れるのが正式なビジネス文書のマナーです。ただし、継続取引の場合は「前略〜草々」でも許容されます。メール送付の場合は頭語・結語は省略して自然な文体で書くのが一般的です。
Q
請求書番号は送付状にも書きますか?
はい、送付状に請求書番号を記載することを強く推奨します。請求書番号を書くことで、どの取引に対する請求かが明確になり、取引先の経理処理がスムーズになります。「記」欄に「請求書(INV-2026-XXXX)1通」と記載しましょう。
Q
送付状と請求書、どちらを上に重ねて封入しますか?
送付状を一番上(表面)に、その下に請求書を重ねて封入するのが正式なマナーです。受け取った方が封筒を開けたときに最初に送付状が見える状態にします。
Q
電子帳簿保存法の観点から、送付状も保存が必要ですか?
電子帳簿保存法が義務付ける保存対象は「取引に関する電子データ」です。メールで送付した場合のメール本文は保存対象となる可能性があります。ただし、送付状(添え状)そのものより、請求書本体の保存が主な義務です。念のためメール本文・送付状PDFもセットで保管することを推奨します。
Q
送付状の宛名は「御中」と「様」のどちらを使いますか?
会社・部署宛てなら「御中」、個人宛てなら「様」を使います。「株式会社〇〇 御中」「株式会社〇〇 経理部 御中」「田中 太郎 様」のように使い分けます。「御中」と「様」は併用しません(「株式会社〇〇 御中 田中様」は誤り)。
Q
送付状のファイル名はどうすればよいですか?
メール添付の場合は「送付状_20260608_佐藤太郎.pdf」のように日付と氏名を入れると管理しやすくなります。請求書とセットにする場合は「20260608_請求書_送付状_INV2026-001.pdf」のように請求書番号も入れると取引先が管理しやすくなります。

まとめ:今日から使える送付状アクションリスト

この記事では、請求書の送付状(添え状)の書き方・4種類のテンプレート・メール添え文・よくあるミスを解説しました。

状況 今すぐやること
初めて紙の請求書を郵送する テンプレート2(初回取引版)を使って送付状を作成する
毎月PDFをメールで送っている パターン2(シンプル版メール)を定型文として保存しておく
大企業・官公庁に送る テンプレート3(法人向け格式版)を使う
フリーランスで初めての取引先に送る テンプレート4(フリーランス版)+パターン3メールのセットで送る
ミスを防ぎたい 送付前に「日付・宛先・金額・期日・振込先」の5点チェックを習慣化する

送付状は「書類を丁寧に届けるためのビジネスマナー」の集大成です。一度テンプレートを整えてしまえば、後は毎月数分の作業で済みます。JPインボイスの無料テンプレートツールとあわせて活用することで、請求業務全体をより効率的にできます。

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